火災保険申請の体験レポートです。
本当に火災保険は火事じゃなくても保険金がおりるのか?
実際に私の所有物件で火災保険の申請をしてみました。
本記事は、これから火災保険を申請してみたい方や申請を検討している方にお勧めです。
火災保険は本当に火事じゃなくても保険金がおりるのか⁉
結論、火災保険の「風災被害」で保険金がおりました。
私の場合、保険金は516,501円でした。
先日、👇このように損害保険会社から保険金が振り込まれてきました。
今回調査を依頼した私の所有物件はこれ!
火災保険申請サポートとは
簡単に説明しますと、火災保険申請サポートとは、
素人では難しい、火災保険の申請をプロの調査に依頼して、高い確率で保険金をもらえるよう調査会社にサポートしてもらうサービスです。
詳しくサービスを知りたい方は、こちらを参考にしてください。【火災保険の補償対象は火事だけじゃない】
申請から保険金が下りるまでの流れ
私が依頼した火災保険申請サポートの大まかな流れはこのような感じでした。
①サイトから申込申請 【必要書類は火災保険の証書データのみ】
②調査日打ち合わせ 【調査会社から連絡が入り調査日を決める】
③現地調査 【基本立ち会いが必要だが、立ち合いしなくても可】
④調査報告書、見積受領 【メールで報告書、見積が届く】
⑤保険会社へ保険金請求 【調査会社からの案内された通りに保険会社へ保険金を請求】
⑥保険金確定 【保険会社から保険金確定の連絡が入る】
⑦保険金受領 【保険金が振り込まれる】
⑧サポート費用支払い 【所定の調査費用を調査会社に支払い】
サイトから申し込み申請
火災保険申請をサポートする会社は複数社あるようでしたが、私が依頼した会社はONE’S BEST
理由は圧倒的にサポート費用が安かったからです。
私なりに同類のサービスを調べてみたところ、建物の調査費はどこの会社も無料です。
ただし、保険金が下りてから支払うサポート費用は調査会社によって各社で様々で、大きな差がありました。
どうやら、サポート費用の平均は、保険金の45~50%のようです。
私が依頼した会社はキャンペーンコードを備考に入力することでサポート費用が30%になるとのことでしたので、私はONE’S BESTに依頼することにしました。
ちなみに、キャンペーンコードは OBS3013
申請に必要なものは、火災保険の証書(データ)だけ。
(申請画面を進めていくと、証書のデータをアップロードする画面が出てきます。)
調査日の打ち合わせ
サイトからの申し込み申請を済ませて、2日後くらいに調査会社から連絡が入り、
希望の調査日、立ち合いの有無、などを電話で打ち合わせました。
余談ですが、電話の対応は、けっこう不愛想な印象を受けました。
私の本業がサービス業なのでそう感じただけかもしれませんが、、
まあ、不愛想であれ何であれ、しっかりと調査をしてもらえれば、私的にはなんら問題ありません。
切り替えていきましょう。
調査日当日
今回、調査を依頼した建物は、私の所有物件なのですが、現在、私が住んでいるところから新幹線を使い
2時間30分程かかりますので、立ち合いはしないことにしました。
余談ですが、この物件は賃貸で貸し出しており、毎月、安定した家賃収入が入ってきます。
コロナで本業の給与がカットされてるので、非常にありがたいです!【関連:不動産投資のメリット】
さて、調査日当日、調査会社の調査員から電話が入りました。
物件に到着しました!
これから調査に入ります。
ドローンを使ってしっかりと調査させていただきます!
とのこと。
てっきり私は脚立で屋根に登り、調査をするのかと想像していたのですが、この会社はドローンを使って調査をすること。
時代は進化していくのだなとしみじみ感じましたね~。
その後、1時間ほど経過したころ、電話で終了報告を受け、簡単に調査の結果を聞いてみたところ、
詳しくは、社に戻ってみないと分かりませんが、瓦が複数枚割れているようです。
強風の影響ですね。
社に戻り調査報告書にまとめたら改めて連絡します。
とのこと。
報告書の到着を待ちましょう。
調査報告書・見積・事故受付マニュアルが届く
報告書がメールで届きました。
報告書の写真の一部を抜粋してお見せします。
まずは、全体像。
ドローンで撮影したのですね~
そしてこちらが損害個所の写真
こちらは別の損害個所
確かに、瓦が割れています。
結果、私の物件はこのような瓦の損害個所が15か所見つかりました。
結構壊れているものですね。
早期に発見できてよかったです。
報告書と合わせて、見積書も届きました。
見積書の合計金額は945,252円でした。
私は工事のプロではないので、この金額が高いのか、安いのかは分かりませんが、ひとまず預かることに。
今回報告書を確認して感じたこと
②壊れていないと思っていても、調査をしてもらうと損害個所は見つかる
③健康診断みたいに定期的に調査診断をしてもらうことで、建物の寿命が長くなる(人間と同じ)
保険会社へ事故受付の連絡
契約している保険会社へ事故受付の連絡をします。
この事故受付をしないと手続きが開始されません。
事故受付の連絡方法は、調査会社から「事故受付マニュアル」というものを渡されますので、それを参考に連絡をしました。
損害保険会社からは
「損害個所のわかる書類と見積書を送ってください」
と言われました。
損害保険会社の対応は非常に丁寧でしっかりと対応してくれましたよ。
ということで、調査報告書と見積を損害保険会社に郵送することに。
保険金の確定
調査報告書と見積を損害保険会社に郵送してから待つこと約10日間。
損害保険会社から電話で連絡が入りました。
電話の内容はこのような感じでした。
調査報告書と見積の提出ありがとうございました。
いただきました報告書をもとに、弊社でも調査会社に査定を依頼し、保険金を算出しました。
今回いただきました見積書の項目の中には保険の対象とならないものも含まれていましたので、それらを差し引がせていただき、
今回の保険金は516,501円になります。
いただいた見積と弊社の算出根拠の対比表を郵送しますので確認してください。
内容を確認いただき、了承いただけましたら、7日以内に保険金をお振込みいたします。
とのこと。
保険会社は保険会社でお抱えの調査会社があるようです。
今回はプロの調査員に調査報告書を作ってもらって事故報告(保険金請求)をしたので、すんなりと保険金は下りるようですが、素人が事故報告(保険金請求)をしてしまうと、損害保険会社のお抱えの調査会社に言い包められる可能性はありそうですね。
素人が火災保険を申請しても、なかなか保険金が下りない理由のひとつなのかもしれません。
数日後、「対比表」なるものが自宅に届きました。
対比表の内容が妥当なのか、私には分かりませんでしたのでサポート会社に連絡し相談したところ
サポート会社からのアドバイスは
「確かに撤去費用や運搬費用などは含まれませんね。
それと、時価認定での減額もあるようです。
お客様によっては再度保険会社と交渉するという方もいらっしゃいますが、いかがしますか?」
というものでしたが、私的にはあまり時間をかけたくなかったので、この金額で了承することにしました。
このようなアドバイスをもらえるのも、このサービスのメリットだと感じました。
保険金が振り込まれる
損害保険会社に保険金額の了承を伝えてから、5日後、指定の口座にしっかりと振込がされました。
最初は半信半疑で申請してみたものが、現実に振り込まれてくると嬉しいものです。
サポート会社へ調査費用を支払う
サポート会社から調査費用の請求書が届きました。
申請時の案内通り30%であることを確認し、翌日サポート費用を振り込みました。
これで、すべて終了ということになります。
まとめ
私は火災保険申請サポートというサービスが存在することは知っていました。
が、申請前は本当に火災保険で保険金が下りるの?と半信半疑。
どちらかというと、「疑い」が上回ってましたね。
しかし、今考えてみると、車を保有している大多数の方は自動車保険に加入し、万が一事後が起きた場合、保険で対応するのと同じように、火災保険も被害があった場合は、火災保険を利用し修繕するというのが普通なのだと改めて感じました。
ただ、自動車保険は事故の被害(時間、場所、被害状況)を明確にしやすいのに対し、火災保険は被害の状況を明確にすることが困難。
毎日、自己所有物件の点検をして、
「あっ、ここ昨日は壊れてなかったのに、今日壊れてる!」
なんていうことは、ほぼ不可能ですよね。
プロの調査員は被害状況を明確にしてくれますし、火災保険の申請に関するサポートもしてくれます。
建物の健康診断という意味でも、改めてこのサービスは有効だと感じました。
被害がなければ調査費用は無料ですし。
私の知り合いにもこのサービスがあることを紹介しようと思います。
以上、私の体験レポートでした。
もし、機会があったら建物の健康診断だと思って申請してみてください。
私が依頼した会社ONE’S BEST
サポート費用が30%になるキャンペーンコード OBS3013